小学校などで子どもたちに発声を教える有償ボランティア活動をしている「声のプロ」による有志の会です

こどもアナウンス®は一般社団法人アナウンス発声協会の登録商標です

ご挨拶

日本語には「わかりやすく伝える」ことが出来る音声表現の『技術・方法』があります

2020年の教育改革で新学習指導要領が導入されました。その中で新しく重要視されているのは、子どもたちの『生きる力』の要となる、「表現力」や「言語能力」です。今の大人が学校教育で学ばなかった「自分の声で伝える」という技術が、これからの子どもたちに求められています。
日本語には、「わかりやすく伝える」音声表現の『技術・方法』があります。しかし「読み・書き・そろばん」を重視してきた日本の学校教育には、「日本語の音」を専門的に学べる機会はほとんどありませんでした。現在でも、アナウンサー等ごく一部のプロにしか知られていません。「音声表現」を学ぶと、伝える力が格段に上がります。それは、ディスカッション・ディベート・プレゼンテーション等、人生の重要な場面で役立ちます。

これまで「子ども向けの発声テキスト」がほとんど存在しませんでした

私たちが「こどもの発声教育活動」をスタートさせたのは、2014年です。アナウンサーで母でもある私たちは、幼児教育で重視されている英語だけでなく、「母国語の話し方や伝え方」を子どもたちに正しく学んで欲しいと考えました。話し方の違いは、子どもの人生に影響します。そこで、テキスト「こどものためのアナウンスブック 発声のきほん」を2014年11月に局アナnet株式会社から出版。その後、「CD付テキスト」「発声紙芝居」「テキストに合わせたピアノ伴奏(楽譜・CD)」「母音ポスター」等、日本語の音を学ぶ為に必要な教材を次々と開発しました。

2017年5月5日には、こどもたちの声を育てる有償ボランティア団体「こどもアナウンス発声協会」を設立。全国のアナウンサーを中心としたメディアで活躍した経験のある声のプロ(一部、ナレーター・気象キャスター・声優等)が協力し合い、学校の授業等を通して、子どもたちに音声表現を直接伝えています。(現在のテキストは、「こどもアナウンスブック 正しい発声とつたえる力 CD付」出版:子どもの未来社。)会員たちは小学校を中心に、保育園・幼稚園・中学校・高校・大学等で学ぶ子ども・生徒・学生だけでなく、保護者や教員等、子どもたちの教育に関わる幅広い皆さまに、授業・レッスン・講演会等を行っています。

子どもたちの『声』を育てる

アナウンサーは入社後に、腹式呼吸・滑舌・鼻濁音・無声化・アクセント等、「日本語をわかりやすく・正しく伝えるための研修」を受けます。
仕事内容は、「インタビュー」「司会」「ニュース原稿読み」「リポート」等、いわゆる「 訊く・聴く・伝える 」という、『声を使ったコミュニケーション』でもあります。日本民間放送連盟に加盟している全国のテレビ・ラジオ局は、計204社(2020年12月現在)。アナウンサーは1つの会社に複数名在籍していますので、現役、退社後フリーランス、引退後まで含めると、アナウンサーだけでもかなりの数の専門家が日本中にいることになります。私たち声のプロが全国の学校でこどもたちに直接「発声授業」をさせていただくことが、子どもたちの『声と言葉』を育てる一番の近道だと考え、有志による活動を続けています。

自信を持って多くの人に自分の声で想いを伝えて欲しい

「自分の想いを伝えるために、まずは声を育てる」そして、「自分の声を好きになる」。
日本語の音声表現を学べば、伝える力が格段に上がります。一生使う声ですので、ぜひ大好きになって、自信を持って多くの人に、自分らしい表現で想いを伝えて欲しいです。

 

共同代表プロフィール

常世晶子(とこよ しょうこ)

「こどもアナウンス発声協会」代表。「こどもアナウンスブック正しい発声とつたえる力CD付」著者(出版:子どもの未来社)。幼児教育トレーナー(小学館ドラキッズ、ミキハウスキッズパル等、幼児教室大手4社合同の保育資格)発声テキスト執筆・特別専任講師。ミキハウス子育て総研「ベビーコンシェルジュ研修」企画・協力。日本声楽発声学会会員。

1973年6月14日生まれ。AB型。栃木県宇都宮市出身。日本女子大学卒業。元岩手めんこいテレビアナウンサー

フリー転身後は、大手芸能プロダクションに所属し、TBS「筋肉番付」リポーター、千葉ロッテマリーンズ公式戦ベンチリポーター等、スポーツ番組のインタビュアーや、NHKBS「お~い、ニッポン」アシスタント、bayFM「ベイモーニングストリーム」メインDJ等、長時間の生番組にもレギュラー出演。出演番組はオールマイティーに多数。結婚後に、新人育成講師として有名タレントの指導にあたる。一児の母。

【主な受賞歴】
〇 TBS『SASUKE2018』(第35回大会) / 「アジア・テレビジョン・アワード2019」 総合エンタテインメント番組部門最優秀賞受賞番組 リポーター
〇 ファミリー劇場『KNOCK OUT~競技クイズ日本一決定戦~』(2017年) / 第7回衛星放送協会オリジナル番組アワード大賞受賞番組 司会・難問クイズ問い読み
【現在のレギュラー番組】
TBS「SASUKE」リポーター / 「イベントGO!」「イベントGO!+」ナレーター / ラジオ日本「住まいのトラブルバスター」ナビゲーター / 「こども新聞サミット」総合司会 / 他、不定期出演多数。

茂木亜希子(もぎ あきこ)

「こどもアナウンス発声協会」代表。「こどもアナウンスブック正しい発声とつたえる力CD付」著者(出版:子どもの未来社)。幼児教育トレーナー(小学館ドラキッズ、ミキハウスキッズパル等、幼児教室大手4社合同の保育資格)発声テキスト執筆・特別専任講師。ミキハウス子育て総研「ベビーコンシェルジュ研修」企画・協力。日本声楽発声学会会員。

1977年7月13日生まれ。A型。埼玉県さいたま市出身。武蔵野女子大学卒業。元NHK長野放送局キャスター、元テレビユー福島アナウンサー

結婚・出産を機に独学で保育士資格を取得。司会業のかたわら保育士としても勤務する。絵本をラジオや雑誌、web等で紹介する絵本ナビゲーターとして活動するほか、おはなし作家として絵本等を出版。一時保育グループそらいろの種代表。ほっこり~のプレ幼稚園マネージャー

【著書】 「りんごごろごろ」(世界文化社 絵 森あさ子 ※2020年MOE絵本屋さん大賞パパママ賞ノミネート)、「はやくちレストラン」(金の星社 絵 森あさ子)、「バナナちゃんのおたんじょうびかい」(チャイルド本社 絵 内海ひろし ※韓国版 (smile books)より出版)、「ファミリーで楽しもう!渋沢栄一かるた」(株式会社ほっこりーのプラス)、「だいすき!まめエイト」(日本豆類協会)など多数。
【現在のレギュラー番組】
むさしのFM 「子どもおやすみラジオ」ナレーター

イベント等の最新情報はFacebookページまで…

 
 

イベント等の最新情報はTwitterページまで…

↑ PAGE TOP